初めての方へ

本気で会社を成長させたいといつも思っている経営者の
みなさまへ

 ようこそ、このウェブサイトにお越しいただきありがとうございます。
スプルーツコンサルティングの俣野です。

当コンサルティングは、新しい製品開発ができるしくみを構築して、そこから生まれる独自製品によって無理なく取引先を開拓できるようになることを目的としています。
特には、「ものづくり」の会社を対象としていますが、考え方はサービス業であっても同様にあてはまります。

まず、我々が目指していることは、「中小企業がゆるがない力をつけることとそれに対する貢献」です。いつも大きな会社に対して弱い立場にある中小企業がそれから抜け出せないで、そのまま時間がすぎていってしまっていることに対して、将来が見える光を与えたいという思いがあります。

そのためには、単なるコストダウンとかIOT、AIを用いた業務の効率化も重要ですが、新たな需要創出が会社の継続と成長に欠かせない一番のテーマだと考えていますし、それが当コンサルティングの第一の目的です。

重要なのは、「何を開発するか」

会社での新製品の開発、あるいは技術開発の場合、「顧客ニーズにマッチした」という美しく、誰にでもわかる名言があるように、それに従って一生懸命に開発して、さらには設備投資もしてみたり、気がついてみると、そんなに儲かるものはできていない、あるいは顧客からもう必要ない…という事例が多くあるのではないでしょうか。
もっと小さな会社では、あらたしい開発は人材もいないからとてもできない…そんなお金の余裕なんてない…との意見が多くあります。
さらに、外部機関と連携しなさいとも国の中小企業の施策等で言われてますが、実際どこの機関とどのように連携すればいいかが明確でないまま、それを実行してもあまり効果が上がっていないという話も聞いています。

私たちは、どのような業種、どのような規模の会社でも、その立場に応じた製品が生まれる、最初は小さくても成長していく機会が同じよう備わっていると信じています。

ただそうならないのは、それぞれの会社で得意なことが整理されていない、社長の方々ですら本当の意味で理解できていない、自分の会社の技術なんて古くて役に立たない、という思い込みなど、自社の強みが定まっていないこととと、もう一つはどのような開発テーマをどのくらい設定すればいいかが絞られていないこと、やみくもに身近な顧客のいうことをそのまま受け止めてしまっていることです。もちろん短期に顧客の要求するものを開発することは一番優先されなければなりませんがそればかりやって疲弊しているのが現状です。
さらに経営全般を見ますと、よくいるコンサルタントの方々は、一般の経営理論をその会社にあてはめるだけで、具体的にどんな製品をどのように開発していくべきかを提案できる専門の方ではありません。だからそんな方の経営アドバイスをいただいても実際社長の方々は腑に落ちない、だから行動できないということになってます。

各々の会社には独自の特長があり、それを生かすこと

私は、素材メーカーで、一貫して新しい材料に関わる研究開発、製品化のための製造技術、取引先の開拓、売上向上のための営業活動に30年以上携わってきました。顧客は常にその会社で製造している製品の改良、生産性向上を真剣に考えている最先端技術に携わる方々でした。

大手の会社の営業担当が自社製品をPRする場合は最初からそのプラスのハンディを持ってます。しかし私の場合は、自社の業種とは全く違う会社を訪問して、時間を割いていただいている相手に対して、ポイントとなる製品のPRを始めまなければなりません。相手の90%はすぐにこの新素材を必要していない方です。その方々へも次期の開発ニーズを聞き出すために試行錯誤を繰り返していました。

PRする製品に興味がない場合は無理に売ろうとはしませんでした。しかし、どうにかして困っていることを解決できる方法を提案してくれないか…という相手も半分近くいらっしゃいましたので、そのような方には別の製品を紹介したり、別の案でPRする製品に興味を持たせたり、その改善をするために共同開発しませんかと持ちかけてそれが実現して特許出願にまで至ったこともあります。

訪問した会社の中には、急激に成長した会社もいくつかありました。私は新しい会社を訪問したときは、その会社の沿革、どのようにして成長したのかを聞き取りました。やはりそこには、絶対に「偶然」ではなく、「自社の強み」をベースにして成長しているという単純な法則がありました。

その中で何百社と訪問して、相手の方の困っている技術課題を聴くと、どのようにして解決できるかの処方箋が浮かぶようになりました。またそれを以て、おのおのでの開発テーマが浮かび、どういう手順で進めればいいか、自社では可能か不可能か、さらには何があれば可能かがわかるようになりました。

私は、これまでの経験で、それぞれの会社で、それぞれの将来重要になる取引先、一番優先されて実施すべき開発テーマを、短期から長期にわたるそれぞれの時間軸で、設定していくことが重要でだと思います。

今すぐに儲かる会社にする処方箋は準備していません。

私たちが目指すコンサルティングは、将来にわたって継続的に発展していく会社にすることです。そのためには資金を投じて成長している会社、経営者が優れて成長している会社、時代の波にのって躍進している会社のみならず、長い期間地味でも存続してきた会社や、時代の波が去って売上が減少している会社でも必ずその中にはまだ見えていない貴重な光る技術、ノウハウが残っています。

そこには、その会社の業界では当たり前で気がついていないだけで、でも別の業界の方から見るととても光輝いている魅力であったり、自社にはむずかしくて不可能とあきられていても、それを保管してくれるパートナーがいればますます輝く技術、ノウハウに変身する可能性も十分あります。

当社では、こうした潜在ノウハウ見つけ出したり、あるいは新しい取引先を探す方法をアドバイスすることからまず始めて、「新しい取引先増やしていく開発体制をしくみをつくる」ことを経営者に伝えていくお手伝いをします。

再度、述べさせていただきますが、スプルーツコンサルティングが目指していることは各々の中小企業が独自の強みを身につけて、新たな需要を創造し、発展して、それが将来まで継続させることです。その結果、世界でも通用する会社になる礎を気づくことを夢としていますし、それがコンサルティング事業の目的です。