【SPR通信22号】 赤字の会社に共通しているその原因
このことを考えれば、答えはあたり前と思うかもしれません。『売っている価格が低い』ことが原因です。あえて低いと定性的な言い方をしたのは、具体的な言い方では『共通している』に当てはまらないからです。その根本原因は、以前に掲載したように、そのもの自体がいくらでできているかを把握しないまま、値付けされていることです。その背景には、市場価格が決まっているから…、他社と同等の価格になるように設定された…という説明をします。さら詳しく問い合わせると、「いくらでてきているか」という原価設定をする際に人件費等の労務費を計算せずに、商業でいうマークアップで売値か設定されていることがわかりました。この現象は、工場を構えていて、現場作業者かいる会社では、会社規模の大小問わず、あまり発生していません。それは、小さい会社では、社長が、賃率という労務単価に基づいて、受注単価を決めているケースがほとんどだからです。一番曖昧な業界は、商売やっているでもなく、工場以外で生産物を作り上げているような業態に多いです。みなさんの会社ではどうでしょうか。
しかし、私の場合まだそれだけのことを勘案した価格設定では十分と思いません。役員までとはいいませんが、管理職を含むすべての従業員の人件費を細かく各プロジェクトに配賦しながら価格設定してほしいと思います。特に新製品開発の場合、社内での優秀な人材がその業務に深く入り込むため、この人件費たるや会社全体から見ても、割合がきっと高くなっています、
